目次

  1. 症例

患者:50台前半の女性。中肉中背。
10年前に交通事故にあい、腰を打撲し、軽い首の捻挫をした。色々治療を受けたが、改善しないまま今日に至る。
主訴:
腰痛があり、右手全体に痺れが残っている。最近は更年期障害のせいか、
めまい、原因は特定できないが、何となく体調が不調で、特に1か月前から
首が自然に下がって来るので肩こりがひどい。
看護の仕事をしているから、かなり腰に負担がかかるのでつらい。
所見:
左に腰を回旋する時に痛みが腰部の周囲に出現する。左のパトリックテストは陽性。
右の手の痛みは50型ような痛みを呈する。
治療:
証は脾実肝虚の77難型。
2週間後
主訴:
左の腰痛。右の50肩の痛みはかなり楽になった。
腰を左に回旋すると、痛み。手足の冷え。
治療:証は脾実肝虚の77難型。
3回目:
主訴:
右の肩痛はまだ少し残っている。頭痛。身熱。全身に緊張。右の肩甲骨周囲み緊張。
腰の痛みはほぼ解消した。
治療:証は心実腎虚の77難型。
治療後症状はほとんど解消できたので、治療は終了した。
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